皆さんは日々を「超絶激激おもしれぇ~!こりゃ笑いが止まらぬオヒョヒョのヒョ」と思って過ごせてますか?僕は日々「なんも面白いこと無ぇな」と思って生きてます。
そんな世の中がもし明日、完全に面白くなくなったらどうしますか?
「だから今日という日を目一杯生きよう」とかそういう示唆的なメッセージに繋げるつもりはないです。単にどうしようかなと思って問題提起してみました。
例えば明日の朝6時、宇宙人が「オモンナクナル光線」を地上に打ったとします。人間は全員面白いことをしなくなり、あらゆる面白い物や概念は全て消滅します。
音楽は消え、人々はチャルメラ以外を演奏できなくなります。同じように物語が消え、芸術が消え、面白くないもののみが残ります。
人間は「知らんわ」としか発声しなくなり、あらゆる面白いことをやめます。たまたま光線から逃れたそこのあなた、ちょっと話しかけてみてください。
「ねぇねぇ、このレモンが爆弾だったらヤバくね?www」
「知らんわ」
「フジファブリックがさぁ」
「知らんわ」
「一緒に何かして遊ぼ」
「チャララーララッ!!!!
チャラ ララララーッ!!!!(チャルメラ)」
……ヤバくないですか?
対話がつまんねぇからネットに逃げようとしてもめぼしいサイトは全部消えてます。阿部寛のホームページしか残っていません。
当の阿部寛もカードローンの話しかしません。
なんてつまらない世の中なんだ。打つ手なぞねぇです。想像して絶望してきました。
自分で能動的に何か活動することで気を紛らわそうとしても、聴衆からのリアクションもないだろうからストイックに自分で自分を喜ばせないといけないし、それはそれはとてもしんどい作業です。
自分で何かするってものすごく疲れるんですよね。しかも大抵大したもんはできなくて徒労にしか感じないし。
もし明日世界がこうなったら、あなたならどう生きますか?
ここから一つ言えることがあるなら、今の世の中はこれよりかはマシということでしょう。こんな極論と同じ土俵に立てちゃう現世も相当だと思いますが。