「エロマンガを描いて稼ぐことで楽になりたいな」と最近思う。
就活に全落ちした私を待っているのは死ぬまでフリーターをする生活なわけだが、そこにエロ同人の副収入が入ってくるとちょっと助かるのだ。
あとまあ、それはそれとしてエロって良いもんだからね。
さて、エロい人間を描くにあたって必要となるのは、なめらかな陰影を付けられる鉛筆である。
そこでちょろちょろ文具屋・画材屋に行き、色んな種類の鉛筆を買ってきた。
どっさりである。
こういうとき実店舗は強い。バラ売りで買えるし、ネット通販サイトにはない海外のマイナーな鉛筆も扱っている。こちらから赴くので送料もかからない。
今回は4Bのものを買ってきた。事前にHi-uniの2Bから10Bを買って試した結果4Bが一番濃さとかの具合が良かったからである。
これを、「綿棒で擦ったときのボヤけ具合や、やりたいような陰影の表現になるか」といったようなふわ~っとした評価基準で選別していく。
残ったのがコレ。
上から、
MONO100 標準的にいい感じ
DERWENT GRAPHIC いい感じ
REMBRANDT (中略) LYRA いい感じ
黄色 擦るとどこまでも伸びる
深緑 逆にあまり伸びない でもボヤけはする
灰色 他のと少し区分が違う奴だけどいい感じ
ここからさらに使いまくって選別を進めていく。
黄色→意外に伸びない・均一にボケないため落選
MONO100→薄~く伸ばそうとしたのに濃かったため落選
深緑・灰色→薄~く伸ばしたところ微妙に均一でなかったので一旦落選。(他の鉛筆の、他の審査の実力次第で復帰) 灰色はそれプラス濃い黒の感じがちょっとイヤ。
今のとこ黒(REMBRANDT (中略) LYRA)が一番均一で、
黒オレンジ(DERWENT GRAPHIC)はちょっと均一になりきれてないけど次いで良い
という感じかな。
あとは上記の6本以外も
・薄~く塗ったときの色の乗らなさ
・擦って均一になるか
を一応テストします。そのあと黒と黒オレンジで裸婦スケッチとかしてみる。
今更ですがこの記事は数日に渡って継ぎ足し継ぎ足し書いてます。十何種類もの鉛筆の良し悪しなんて1日で分かんないからね。
それでやってて分かったけど、薄い影より濃いめの影が均一になるかをよく見た方がいいわ多分。薄いのは擦りまわしたらなんとかなるもん。
深緑は薄影はなめらかになるけど濃い影ではムラが出来るから脱落っぽいな。
突然ですが左が黄、右が深緑の鉛筆で描いた裸婦です。デッサン自体の良し悪しはテスト用のラフなんで置いといて、黄で描いた方が濃い影の部分がなめらかなの分かりますか?
すねの部分とか分かりやすいかも。
分かりますかねー。分かんない?
まあ、なので深緑は落選、黄は敗者復活です。こういうテストを火曜の朝からずっとやってます(現在は金曜の昼)。ニートだからできる強引なパワープレイですね。
現在の鉛筆状勢はこんな感じ。
上三本が1軍で、下五本が2軍ながら濃いめ影デッサンテスト次第で1軍入りするかもという鉛筆です。
次は1.5軍的な立ち位置である黄より、黒と黒オレンジが濃い影テストにおいて秀でているか調べます。
黒と黒オレンジは、黄と比べて粒子が細かいというか滑らかな感じになりました。濃い影テスト的にはまあ3本とも合格でいい感じなのですが、
次に広い面積を薄く塗って、擦り伸ばして滑らかになるかテストでは、写真のような順位で優れてる感じになりました。黒は頭1つ出た滑らかさです。2位以下に大差をつけています。
3位の黄はだいぶボソボソというかムラっぽい感じになりましたね。
じゃあこれからは黒を使うことになると思います(黒が廃盤になったら黒オレンジを使っていきます)。一応黒を基準に2軍鉛筆をテストし直して最終決定を行います。
特殊3B(灰色)で薄伸ばしなめらかテストしたら1.5位って感じでした。この使用感(90%均一にはなる感じ)、必要になるときが来るかも。
クツワの「T'GAAL」というシャープナーのダイヤル1を使ったら寝かせて薄く塗るのがしにくかったので三菱鉛筆の「ポケットシャープナー」で削り直しました(写真左)。わずかな角度ですが随分寝かせ塗りしやすくなりました。
左2がトガールの2で、左3がポケシャです。同じ角度でした。じゃあ削りカスが掃除しやすいトガールを使った方がいいのかな?
一番左はトガールの3です。
ポケシャとトガールの刃にはどちらもNJKと彫ってあります。
ポケシャはamazonのこのレビューを見て買ったのですが、そうか刃の品質は変わらないのか…。
とりあえずシャープナーはこのままトガールを使ってみて、ダイヤルがゆるゆるになるようならポケシャを使います。
ちなみに黒と特殊3B(灰色)は既に削って売られており、こんな感じでした。トガールの3と比較。
↓これ間違ってるかも
俺が黒と呼んでいる鉛筆について調べました。
リラ社のレンブラントというシリーズの鉛筆の1つである「グラファイト・アクアレル」みたいです。商品説明には「簡単に伸ばすことができる」や「明るく透明な繊細な色合いのグレー」とありますがこれは本当にそうです。これほんまにすごいですよ。
ちなみに鉛筆のタイプの区分で言えばグラファイトだそうです(グラファイト:なめらかなタッチが特徴。比較的薄い鉛筆)。特殊3Bを特殊と呼んでいるのはグラファイトだからだったのですが、これもグラファイトなのか。
↑間違いここまで
リラのレンブラントには「グラファイト・アクアレル」に似た「アートデザイン」があるのですが、前者は「断面:丸形」とあるのに対して後者は「断面:六角形」とあるのでこっちかもしれません。
でも印字はグラファイト・アクアレルっぽいんだよなー。どういうこと?
↓
改めて売り場を見に行くと3種類のマイナーチェンジ版が置いてあるのを確認できました。どうもコロコロ印字のデザインを変えてるっぽいです。これはグラファイト・アクアレルではなくアートデザインのようです。
そして薄伸ばしなめらかテストを2軍にもやったけど敗者復活はありませんでした。
まとめ
・黒(リラの鉛筆)が1位!特殊3B(灰色)が2位!
・あとは使いながら本当に良いか見極める
・リラのグラファイト・アクアレルという丸形の鉛筆を探して試す
以上!今日が5月25日なんで10日くらいかかりました!いや、やってない日もあったから7日くらいか?
おつかれオレ それではー