放置デロスペルマ ナピフォルメを鉢植えして8ヶ月 (2021年11月の記録)

屋外のプランターにまとめ植えして放置していたデロスペルマ ナピフォルメ(メストクレマ マクロリズム)を鉢植えしてから約8ヶ月経過しました。

屋内の明るい窓辺に置いて 塊根が成長するよう頻繁に水をやった結果、どのように変化したでしょうか?


f:id:HoshiMark:20211117065447j:imageまずこれが240日前の姿です。

そしてこれが現在の姿です。f:id:HoshiMark:20211117065925j:imageじゃーん。でろ〜ん。

奥の3つは写真を取る前に剪定してしまいましたが、なんだか長〜い姿に成長したのが分かると思います。


f:id:HoshiMark:20211117070649j:imagef:id:HoshiMark:20211117070658j:image(同じ株)
塊根も少し大きくなりました。


f:id:HoshiMark:20211117070759j:imagef:id:HoshiMark:20211117070820j:image見づらいですが肉割れのようになって塊根から緑の内部が覗いている株もあります。

 

今回はでろ〜んと間延びした姿になったデロスペルマ ナピフォルメたちを切り戻ししました。ネットで検索すると皆けっこう気軽に剪定して短めにしていたので、そういう楽しみ方をする植物なんだと思います。

 

<Tips:植物の切り戻し(剪定)について>

植物では茎や枝の上端の芽(頂芽)が、下に位置する葉脇の芽(脇芽)に優先して成長しようとします。
これは、頂芽の先端の成長点で生産されて基部方向に移動するオーキシンという物質が脇芽の成長を抑えるためです。このことを頂芽優勢といいます。
そこで、茎や枝の先端を摘芯(ピンチ)すると、成長点も除去されてオーキシンの供給が止まり、下部の脇芽が成長を開始します。
この性質を利用して、分枝を促進させて生長後の姿を整えます。
(参考元:https://www.suntory.co.jp/flower/gardening/howto/raise/point/kirimodoshi/)

 

まず、奥の3つから。f:id:HoshiMark:20211117071414j:imagef:id:HoshiMark:20211117071431j:image右奥の塊根がくねっとしたやつ。ずっとバランスが悪かったのですが、やっと根本近くに脇芽が出てくれました。


f:id:HoshiMark:20211117071514j:image真ん中のやつ。

 

f:id:HoshiMark:20211117071541j:image左奥のやつ。こいつは塊根が一番大きい。脇芽がぽこぽこ出ていてシルエットが面白いです。

 

続いて手前の2つ。f:id:HoshiMark:20211117072449j:imagef:id:HoshiMark:20211117072517j:image右手前のやつ。ここでようやく切り戻し前の写真を撮った。こんな風にひょろりとしていました。剪定で見た目がよくなるといいな。


f:id:HoshiMark:20211117072237j:imageそしてラストは左手前のやつ。こいつは脇芽が一番頼りない。二股の部分にある極小の脇芽の方は8ヶ月前から成長しないけど、これで大きくなったりするかな?

 

剪定が終わりました。f:id:HoshiMark:20211117073254j:image今は脇芽が小さく寂しい姿ですが、数ヶ月後には成長して見た目もよくなると思います。

最後にもう一度 8ヶ月前の写真と対比してみたいと思います。f:id:HoshiMark:20211117073517j:image(240日前の写真) こうしてみると幹が一回り太くなって少し立派になったのがよく分かります。感慨深い…。

 

それでは読んでくださってありがとうございました。