カラーの絵 特に厚塗りをやってみたくなったので、CLIP STUDIO PAINT PROと Wacomの液晶ペンタブレットCintiq 16を買いました。(以下、クリスタ・液タブ)
デジタルを選んだ理由
- 落書きで良い体のパーツなどが描けた場合、コピペや拡大縮小でそのまま本描きに移行できる
- 水分でたわまない紙は高価で 気軽に落書きできないが、デジタルは気負いなく描ける
- 画材の準備や後片付けの手間がない
- 生原画の作品が手元に欲しくなれば鉛筆画で作れる (アナログに帰るホーム・地盤が用意できた)
現在の自分の状況→デジタルで絵を描くのは初めて。
保護フィルム
BELLEMONDというメーカーの、紙とガラスの中間の触り心地と謳われていたもの(つまりペーパーライクではない)を貼りました。
(2022年2月18日 追記) 現在BELLEMOND アンチグレア保護フィルムのamazon商品ページにはありませんが、当時は下のような画像が掲載されていました。(追記おわり)
amazonの検索で一番上に来たので買いましたが、「スマホでゲームをする際に指がキュッキュしてプレイの妨げにならない保護フィルム」「重ね貼りできないタイプのガムテープ」といった感じの触り心地でした。あとアンチグレアな感じです。
良かったので次も多分これを買います。
(追記1)「反射防止ノンフィラータイプ」というのがいいらしい。
塗膜表面の凹凸のみで光を散乱するので、一般的なフィラータイプアンチグレアよりもディスプレイ表面のギラツキが少なく画像が鮮明に見え、適度な抵抗があってペンが滑らない。
傷が付きにくく、保護シートがたわんで虹色に見えるニュートンリングができにくい、というものらしい。
(追記2)使い始めてから2週間ちょい経ちました。フィルムにはもう細かい傷がたくさん付いて、何箇所も摩擦や圧力で色が変わってるんですけど こんなもんなんですか?
まあ今の使用環境(画面輝度78%)だと使ってるときはあんまり気になりませんけど…。
こことか塗ってた女体(胸元~腿)の形がそのまま傷になってます。見事すぎて画像表示してるみたいです。汚れじゃなく痛んでるのでもちろん拭いても取れません。ううむ…。
やらかしたミス
液タブの接続に関して1点。液タブから伸びるHDMI端子(映像に関する部分)の挿し込み口がパソコンにありませんでした。これはそれぞれDVIとUSBに変換するアダプター(念のため2種類)を追加で買うことで解決しました。
そして色々な兼ね合いでUSBに変換して繋ぎました。この場合、解像度とレスポンスの早さ(描画速度?伝達時間?)が懸念点かなと思うのですが、
買ったUSB変換アダプタは解像度フルHD(1920×1080ドット)まで対応しており、自分の液タブCintiq 16もフルHDだったのでこれで事足りました。ちなみに上位モデルのCintiq Pro 16だと4K(3840×2160ドット)なので足りません。
→ マルチディスプレイにするとカーソルがズレるという問題が起きた。液タブを端から端までなぞると、カーソルは液タブの画面を飛び出しモニター画面の端まで行く。
マルチディスプレイを辞める事で解決した。それに伴い変換アダプターもDVIのものにした。
クローン表示?という状態にしたかった。
初めにいじる設定
PC本体側の設定
ディスプレイの配置設定
マルチ ディスプレイ設定(クローン表示?)
液タブ側の設定
Wacom デスクトップセンター
(画面輝度など)
クリスタ側の設定
筆圧検知レベルの調節(デフォが1番いい気もする。筆圧はブラシ毎にも設定できる)
カラーヒストリー 常時表示
ブラシ毎の設定
手ブレ補正・後補正・入り・抜き (線の描き始めと終わりに自然に強弱をつけられる)など、不要な場合はOFF。
自分の液タブはエントリーモデルらしくてマルチタッチ機能やショートカットキーなどの機能が省かれているが、クリスタ側の「クイックアクセス」という機能でカバーできるらしい。https://reach-rh.com/clip-studio-shortcuts-quick-access/
→クイックアクセス使ってない。今のところは片手デバイスで事足りてる。
現在他のクリスタユーザーが公開している各種ブラシを試したりしているので、次はその辺の報告などをしたいと思います。あとは基本機能の覚え書きや塗りのテクなども。